奈良県大和郡山市に、ソーラーシェアリング自社設備があります。
こちらの農地は村の皆さんの協力にて完成した設備です。今年の春に発電を開始しました。
弊社の取り組み内容をご理解頂き、今後厳しくなる農業(農地維持)に様々な意味で期待して頂いております。
その取り組みのひとつとして、防草対策のために「クラピア」と言う植物の植栽を導入しました
農地維持で大変なことのひとつが雑草です。
平面地はトラクターにて耕して除草する事が出来ますが、傾斜面は難しい。草刈り機での除草も大変ですし、除草した草が水路へ流れ込むと今度はその掃除が大変です。
だからこそ法面・傾斜面・畔などにクラピアを植栽することで、草刈りが楽になり、農地の維持に大きな変革をもたらすと思っております。
この「クラピア」と言う植物は、地面を這うように広がっていきます。早い成長速度、そして背が高くならない特性から高い雑草抑制効果をもっています。
また、種をつけず日光と水と土の栄養で繁殖していきますので、その管理のしやすさと見た目の可愛らしさから、雑草対策の植物として大きな注目を浴びています。
まずは実験あるのみ!
始めに草刈をして、
シート(植栽)を張って
植栽。
最初は水やりなど必要ですが根が活着する20センチくらいになれば放置。
わずか1カ月から2カ月の間に9cmの苗がびっしりと成長しました。
大変すばらしい植物だ。しかし最初のやり方を失敗すると上手に育たない。
クラピアと出会って約3年、様々な実験と検証を繰り返す事によって更に詳しくなったと感じています。
さて、今後の農業にどう生かすか。そこが大事。